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【書評】あり金は全部使え

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【書評】あり金は全部使え

こんな方におすすめ

  • 自分は安定思考だと思う
  • お金を貯めることが好きだ
  • お金の使い道が分からない

読んだ動機

本書の副題は「貯めるバカほど貧しくなる」です。

私自身、有り金を全て使うほどではありませんが、自己投資や自己啓発は欠かさず取り組んでいます。

著者がどのような思いで、何にお金を使っているのか興味が湧き本書を手に取りました。

おすすめの読者

本書は安定思考であり、お金を貯めることが好きな方にとっては「全く異なる視点」なので、参考になると思います。

貯蓄すると同時に、お金を使わなかったことに対する機会損失も生まれています。

お金の使い道が分からない方も、何にお金を使うべきか?といった本書の考え方が参考になると思います。

本の概要

はじめに

お金は信用を数値化したものです。

貯めているだけでは、信用は裏付けされません。

お金は使うことが目的の道具であることを忘れてはいけません。

第1章 マインドセット

お金を使って得た経験は社会に出てからいろんな場面で役に立ちます。

本書ではリスクに飛び込み、行動にブレーキをかけず子供のように行動することを勧めています。

やりたいことをやると、気付いた時には驚くほど進歩しています。

行動を広げるためには家を買わないことも選択肢の一つです。

持ち家は移動を制限します。時代は激しく変化しており、持ち家はリスクにもなり得ます。

第2章 行動革命 欲望のままに遊ぶ

何でもやってみて、新たな情報を浴びましょう

刺激的な仲間と会い、感度のバージョンを上げるのです。

うまく行く方法は動いているうちに見つかるものです。迷わずやってみましょう。

そのためにも「小遣い制」はNGです。やりたいことが制限されてしまいます。

自発的に行動しただけでは動いた「つもり」で終わり、実を結びません。

ハマるように実践すると、飛び抜けた突破を果たすことができます。

後先考えない「没頭」によって人は進化します。

株より遊びに投資をしましょう。株が上がるかは誰もわかりません。

自分の意志と裏付けのあるデータを持って臨むと「分かっている」結果が出てくるものです。

遊びには知識とアイデアが大事で、そのためには情報のシャワーを浴び没頭することです。

そうした「遊び」が仕事にもつながっていきます。

また、お金儲けの下心で遊びを始めても意味はありません。

ブレーキをかけず、遊び尽くしましょう。

第3章 時間革命 金で買える時間は全て買う。

お金に困ったら借りることも大事です。

そして短縮すべきなのは願いの「サイズ」ではなく願いを叶えるまでの「時間」です。

お金を用意する間に好機を逃したら無意味です。

人に任せられることは人に任せましょう。

他人に任せられる仕事は、他人の手を頼りまくる方が効率的です。

例えば、掃除洗濯は外注することが提案されています。

自分は好きなことに時間を使うことができます。

高くても都心に住むことも選択肢としてあります。

満員電車のストレスは自分の気づかないうちに苛烈な負荷になっています。

移動費はケチらず、タクシーを利用することも考えてみましょう。

行列に並ぶことは時間の無駄です。例えばATMには並ばないことです。

オンライン決済やキャッシュレス生活をしましょう。

第4章 習慣革命 チンケな節約はやめる。

日常の些細な振る舞い、身なり、習慣、思考。貧乏根性は掃いて捨てろ。縮こまらずに豪快に生きろ

スマホは最高スペックにこだわりましょう。情報こそが価値の源泉となります。

また子供にはスマホを禁止するのではなく、使い方を正しく教えることが大事です。

意欲的な子供の知的好奇心を満たすのに、スマホはなくてはならないのです。

ジムに行き、体力もつけましょう。折れない心を支えるのは体力です。

ビジネスも遊びも途中で折れないように体力を付けることが大事です。

また、思考の筋トレも怠らないことです。

読書によって思考の筋肉をキープすることができます。

そして実体験は思考の鍛錬につながります。

オシャレにも気を配りましょう。

服装は思考の量とセンスが如実に現れてきます。

新しい服を選ぶことで流行のアップデートがされます。

鈍感な人にはビジネスチャンスが来ないでしょう。

邪魔なものは捨てましょう

モノを捨てるほど、生活はアクティブになっていきます。

モノは不安を増幅する装置です。

モノへの執着から解かれて、身軽な行動に臨みましょう。

第5章 信用構築 財産を信用(ブランド)に変える

あなたが使ったお金は必ずあなたに返ってきます。信用という名のブランドに形を変えて。

打算や下心は無しだ。純粋さを忘れるな。

今しか見えない熱狂こそが未来に身を結ぶ

手柄を立てたい、褒められたいという動機で行動してはいけません。

これらは邪念であり下心です。

周りが見えなくなり、他人に迷惑をかけたり、一人でやってしまったりします。

その結果、悪い方向に導くことにもなります。

手柄は人にあげるくらいの気持ちが大事です。

欲しいものはすぐに買いましょう。

ただし分相応な買い物は身を滅ぼします。

便利だったり快適性を高めてくれるモノ、優れた情報または体験を得るチャンスを逃してはいけません。

貯金の洗脳に縛られず、欲しいものは惜しまずお金を使いましょう。

お金を使うときは貯蓄型思考ではなく、投資型思考であることが大事です。

多少の出費で大きなリターンを設計し、個人の利益にとどまらない社会的な幸福を作ることを目指します。

コスパをどのようにして最適化するかを考えましょう。

また誰よりも早くやることが大事です。

アイデア自体に価値はありません。アイデアが価値を持つのは実行された時です。

形にならなければ意味はありません。見切り発車でも良いので思いついたらすぐ実現させましょう。

アンバランスな行動力と行動を支える時間とお金で、100万人に1人の存在になることができます。

バランスの外れた経験は、リスクを避けるのが常識の社会では大きな価値があります。

考察 自身の欲望と向き合う

マズローの欲求5段階説は人間が持つ欲求を5つの階層化しています。

「生理的欲求」から始まり、最上位が「自己実現の欲求」です。

自己実現の欲求とは「能力を発揮して創造的な活動をしたい」という欲求です。

さらに、自分らしく生きたいという欲求と興味深い事柄に魅惑し、熱中し夢中になる欲求に区別されています。

後者は超越的な自己実現とも呼ばれます。

本書ではこの超越的な自己実現をするためにお金を使うことを惜しまないことを勧めています。

超越的な自己実現とは成長欲求です。

例えば何かおいしいものを食べたい!といった欲求(食欲)は生理的欲求です。

足らないと不満を感じる「欠乏動機」から来る欲求です。

一方、自己実現の欲求は「成長動機」から来る欲求です。

お金を使って何か行動しようとした時に、自分が何の動機でどの欲求を満たそうとしているのか、立ち止まって考えてみると「自分への投資対効果」が高まると思います。

まとめ

巻末に「貯金残高はあなたが今失っているたくさんの機会の総額だ」と記されています。

人は死ぬ時にやったことよりやらなかったことを深く後悔すると言います。

自分がやりたいと感じたらすぐに実行することが大事です。

それは手柄を立てる、お金持ちになるといった打算的な思考ではなく、純粋な好奇心に従い行動をすべきです。

自分の意欲に対してお金を使う「投資型思考」は自分の成長につながり、結果としてお金を生むことにもつながります。

思い立ったが吉日。今から行動しましょう。

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Yuko

自己投資、読書、資産形成、旅行で 豊かなワークライフスタイルを目指す 中流サラリーマン /建設業 /MEP Engineer /maneger /経営学修士MBA /大阪在住

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