
最近新しい働き方として「ワーケーション」が着目されていますね!
ワーケーションをする際にどのようなメリットがあるのか?
何に注意をすれば良いのか?
本記事ではワーケーションに関して、私の経験談をご紹介したいと思います。
私は元々旅行や観光が好きで、よく日本各地の建築を見に行ったりグルメを堪能していました。
しかし今年前半は外出自体を控えていたため、全く旅行をしていません。
一方でテレワークの普及とともに、ワーケーションといった新しい働き方の考え方が出てきました。
これを機会にワーケーションを実施したので、感じたメリット、デメリット、注意点をまとめました。ぜひご覧ください!
目次
ワーケーションとは?
ワーケーションの事例
ワーケーションのメリット3点
ワーケーションのデメリット
ワーケーションの注意点
今がワーケーションをするチャンス
まとめ ワーケーションをやってみよう!
ワーケーションとは
ワーケーションは観光地、リゾート地で働きながら休暇を取る「新しい働き方」です。
仕事と休暇の両立がテーマで、ニューノーマルな働き方として取り入れる企業が増えています。
環境省も補助金を出すなど、国としても力を入れている働き方です。
リモートワークは会社と違う場所で仕事をすることを指します。
その点、ワーケーションは休暇とセットであり、旅行ありきの計画的な働き方です。
私も最近はテレワークが増えてきました。
建設業でのテレワーク普及は難しいと思っていましたが、案外やってみると出来るものです。
ただし外出先のオフィスであったり、自宅でのテレワークが主体でした。
私の会社はワーケーションに対して補助等はありませんが、テレワークは積極的に推進しています。
現在GoToトラベル事業が始まっていることもあり、以前から興味があったワーケーションを実施しました。
ワーケーションの事例
今回のワーケーションの滞在場所は愛媛県松山市で、5日間ほど滞在しました。
大まかな旅程は以下の通りです。
ポイント
1日目 午前 出発 午後 観光
2日目 午前 仕事 午後 仕事 夜 観光(温泉)
3日目 午前 仕事 午後 仕事 夜 観光(温泉)
4日目 午前 仕事 午後 観光
5日目 午前 仕事 午後 帰宅
このように仕事と休暇が混在しています。
計画的に予定を組んでいたので、集中して仕事を終わらせることができました。
例えば仕事終わりの20分後には温泉に行っています。

では実際にワーケーションを実践して感じたメリット、デメリット、注意点について記したいと思います。
ワーケーションのメリット3点
集中力が高まる
ワーケーションは自宅ではなく、会社でもない別の場所で仕事をします。
家でテレワークをするのも、もちろん良いと思います。
しかし仕事の合間に家事をしたり子供の相手をすることもあり、集中できない場合があります。
逆に気分転換になる場合もありますが、なかなか自分の意思でスケジュールをコントロールしにくいのが実情ではないでしょうか。
会社では集中して作業をしている時に声をかけられて作業を中断する場面もあると思います。
その点、ワーケーション中は邪魔されず集中できるメリットがあります。
ワーケーションは働きながら休暇を取る考え方です。
毎日の会社と家の往復では、どうしてもメリハリの無い過ごし方になりがちです。
その点、ワーケーションは働いた後は観光地を探索したり、温泉に入ったりすることができます。
仕事と休暇のメリハリが効いて、どちらも集中して取り組むことができます。
また、休暇をしっかり取るためには、仕事を計画的に終わらせることが重要です。
そのため、仕事に対する集中力が高まります。
生産性が上がる
オフィスの中で仕事をするよりも緑が視覚に入ったり、屋外で仕事をすることで生産性が向上するといった論文が多数あります(日本建築学会など)
オフィスの中の換気量は一人当たり30m3/h程度ですが、屋外であればそれ以上の空気量を体内に取り込むことができます。それは生産性の向上につながります。
またオフィスの中の温熱環境は自分でコントロールができないことから、不満足率が高いです。
その点、ワーケーションでは自分が心地いいと感じる場所で仕事をするため満足度が高くなります。
これは自己効力感といって、人が備えている行動する結果を確信する能力を指します。
旅先での経験や体験を仕事に活かすこともできると思います。
例えば企画系の仕事をしている方は、旅先の刺激を受けて新たな発想にもつながると思います。
私自身は建設業で設計の仕事をしていますが、
旅先での有名建築や自然を見て刺激を受けて、実務に活かすことができると感じました。
このように新しい発想は、普段の業務の中ではなく場所を変えることで着想しやすいと思います。
リフレッシュができる
最新のオフィスのワークスペースには植栽がたくさん設置されています。
これはストレス軽減などリフレッシュ効果を狙っているものです。
ある研究によれば、視界に入る緑化の割合(緑視率)が高いオフィスは、ストレスを軽減効果があり疲労感を減らす効果があります。
仕事の後に大自然の中で過ごすことで、心身共にリフレッシュされます。
視覚だけではなく、大自然の香りやおいしい料理を食べるなど、五感をフルにつかってリフレッシュしましょう。
そして次の仕事に新しい気持ちで取り組むことができます。
仕事をしていると、どうしてもまとまった長期休暇はとりにくいです。
そして長期休暇明けに溜まった仕事を片付けるのを思うと、長期休暇を取るのが嫌になってくる時もあります。
一方のワーケーションなら旅行先で仕事をして、仕事後に旅行を楽しむことができます。
普段は単純に家に帰るだけですが、仕事終わりに旅行をすることで普段とは違う方法でリフレッシュすることができます。
ワーケーションのデメリット
コミュニケーション不足になる
自分の仕事に集中できる反面、コミュニケーションの量が減ります。
決まった時間にミーティングをすれば良いのかもしれませんが、自分から仕掛けない限り
オフィスで働くときより圧倒的に口数は減ります。
オフィスの中では、移動中にふと出会った違う部署の人や同期たちと話すことがあります。
このようなインフォーマルなコミュニケーションによって刺激を受けることもあると思います。
テレワークやワーケーションは、そのようなコミュニケーションは無くなります。
従って、自分から積極的にコミュニケーションを取ろうとする意識が大事です。
ワーケーションの注意点
計画的に行動する
ワーケーションをする時は、休暇中に何をするのか綿密に計画しましょう。
予定を決めないと仕事と休暇のメリハリが付きにくくなります。
せっかく遠隔地に来ているのに、過ごし方としてもったいないです。
宿泊場所、観光地、食事はどこで行うのか?
何時に到着、出発するのか?
最低限これらは決めておくべきです。
仕事環境を想定する
どの場所でどのような仕事をするのか想定しておきましょう。
その場所はデスクや通信環境が整っているのか、事前確認が必要です。
大自然を見ながら仕事をしたい場合には、なかなかデスクと椅子があるとは限りません。
その場合には例えばレポートの作成など、「ノートPCのみで完結でき、通信環境が途絶えても継続できる」仕事を選択すべきです。
ホテルの中で仕事をする場合も机と椅子がどのようなタイプなのか確認しておきましょう。
机の目の前に鏡がある場合は、なかなか集中ができません。
また背もたれのない椅子の場合は、長時間の仕事は難しいです。
机の広さや椅子の仕様は確認しておきましょう。
通信環境を整える
通信環境を整えておくことで、リモートワークの仕事の幅が増えます。
例えばテレカン(テレビ会議)などのリアルタイムなコミュニケーションが遠隔にいても可能になります。
方法としては、ホテルの無料Wi-Fiを使用したり、携帯電話のテザリングを活用することが挙げられます。
いずれにしても、外部で会社の機密情報を扱うことになるので、セキュリティ対策は万全にしておきましょう。
今がワーケーションをするチャンス
テレワークの普及によって、会社の外で働きやすくなってきました。
せっかくなので、家ではなくいつもと違った環境で仕事をしてみましょう。
GoToトラベル事業で移動と宿泊に対して補助がでます。

まとめ ワーケーションをやってみよう!
旅による非日常な過ごし方をすることで、心身を整えて英気を養うことができると思います。
そして日常では思いつかないようなアイデアが出てきたりします。
本記事では私自身がワーケーションを実施した経験を記事としてご紹介しました。
ワーケーションをすることで仕事と休暇のメリハリにより集中力が高まります。
また生産性が高まり、仕事の成果UPが期待できます。
そして休暇(バケーション)との併用によってリラックス効果もあります。
ワーケーションを実施するためには、普段のコミュニケーション量が圧倒的に減るので、積極的にコミュニケーションを取る意識が大事です。
また、遠隔地でスムーズに仕事をするためには、通信環境や仕事環境を整えておく必要があります。
ワーケーションは移動と宿泊が必要です。
宿泊予約は「一休.com」と「楽天トラベル」がおすすめです。
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航空券付き宿泊プランはJALダイナミックパッケージがおすすめです。
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