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【一級建築士試験】要点記述の対策方法

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【一級建築士試験】要点記述の対策方法

悩んでいる人
要点記述が書けない、時間がかかってしまう

このような悩みについて、要点記述がスラスラかける方法についてご紹介したいと思います。

私は2020年に一級建築士に合格しました。要点記述は30分から40分程度で書いていました。

一般的には1時間程度とされているので、50%~66%程度の時間しか要していないことになります。

要点記述にかける時間が短いと、エスキスに時間をかけたり、作図の密度を上げることに時間を費やすことができます。よって製図試験でかなり優位になります。

目次

要点記述がなぜ書けないのか

要点記述の注意点

やってはいけない記憶術

おすすめの記憶術

まとめ

要点記述がなぜ書けないのか

要点記述が書けない理由は、大きく2点考えられます。

ポイント

1.問いに対する回答がわからない。

2.問いの意味がわからない。勘違いしている。

多くの人は1番だと思います。問いに対して何を書けば良いのか分からず、自分の中の記憶や実務経験を辿って文章にするプロセスに時間がかかっていると思います。

2番の方は少数派かもしれません。しかし問いに対して的確に回答をしないと、いくら早く書くことができても点数にはつながりません。

いずれにしても、回答をするためには自分の中に「引き出し」「ボキャブラリー」を増やしておく必要があります。

要点記述の注意点

問いをよく読む

問いをよく読み、何を問われているのか確認する必要があります。

マーキングしたりキーワードを抽出して漏れをなくすことが大事です。

例えば、令和元年10月の要点記述の問題に、「展示関連諸室とアトリエ関連諸室のゾーニングについて考慮したこと」が出題されました。

この場合は展示関連諸室のゾーニングとアトリエ関連諸室のゾーニングついて考慮したことを記述す必要があります。

2つのエリアについて記述する必要があるので、片方が抜けていたら減点になります。

要点記述の構成

要点記述を書く際には、文の構成を意識しておく必要があります。

基本的には各々の問いの「対象」に対して「理由、要因」「結果」の組み合わせで文章を構成します。

図面との整合性

要点記述の内容と図面が整合が取れていないと減点されるリスクがあります。

逆に言えば、要点記述の回答内容を図面に反映する必要があります。

反映するためには、作図プロセスを次のようにすることをお勧めします。

ポイント

1.要点記述の回答用紙を見る(問いの内容と図示のボリューム把握)

2.問題文を読む

3.エスキス

4.要点記述

5.作図

要点記述の後に作図を仕上げる方が良いと思います。

さらに、最初に要点記述の問いの内容、キーワード、図示のボリュームを把握しておきます。

例えば要点記述で屋上庭園を日照の良い南側に計画したと書いたとします。

エスキスの段階で屋上庭園を南側に計画していないと、作図段階で変更するのは厳しいです。

事前に要点記述の回答をイメージすることで、エスキスの段階で図面に反映することができ、整合性を高めることができます。

要点記述の解答用紙にもイメージ図の作図が求められています。

イメージ図は記述内容を的確に図示して表現する必要があります。

そして、定規を使って丁寧に書くことも採点者へのアピールにつながります。

やってはいけない記憶術

記憶術は「超効率勉強法 DaiGo著」を参考にしています。

やってはいけない記憶術として、よく使われている7つの記憶術が紹介されています。

その中でも「なるほど!」と感じたものをピックアップします。

ハイライトまたはアンダーライン

ハイライトやアンダーラインは勉強法としてよくある手法です。

しかし、人間の脳はハイライトを見て重要なポイントと認識しただけで、覚える価値があるとは考えないそうです。

そして、ハイライトした文の背景は全く頭に入らないので、使える知識として身につかない恐れがあるようです。

忘れる前に学習する

復習は学習の王道の方法ですが、そのタイミングが重要です。

「忘れないうちに復習」のがよく言われることです。

しかし、脳は忘れないうちに復習すると既に知っている情報なので記憶に留める作業をしないそうです。

したがって、「忘れた頃に復習する」のが正しい方法です。

思い出す作業が脳に刺激を与えて、記憶の定着につながるようです。

おすすめの記憶術

使える勉強法として「アクティブラーニング」があります。

受け身姿勢ではなく、進んで頭を使いながら学ぶ手法です。

アクティブラーニングをするためには、「想起」「再言語化」の2つの方法があります。

それぞれ様々な具体的方策がありますが、私が使っているテクニックを紹介します。

想起テクニック

想起テクニックとして「チャンク化」を使っています。

チャンクとは意味のある塊のことを指していて、バラバラの情報をまとまりで覚える方法です。

具体的には複数の関連用語をまとめて覚えます。

例えば「鉄筋コンクリート造」というキーワードに対して、「耐火性」「耐久性」「遮音性」といった特徴のキーワードをまとめて覚えます。「ベタ基礎」も「不同沈下」「経済性」「GL-2.0m」「地盤改良」といったように関連キーワードをまとめて記憶します。

再言語化テクニック

再言語化は自分の言葉に置き換えて理解力を深める手法です。

イメージングは再言語化テクニックの1つで、何らかのシーンを思い浮かべて学習を促進する方法です。

例えばアプローチ計画に関する問いの場合は、その風景を思い浮かべながら回答をすると、スラスラと書き出していけると思います。

現物を見に行くことはイメージングに効果的です。

「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、テキストで見るより現物を見た方が早いです。

例えば要点記述で「多目的トイレ」に関する問いがあったとします。

テキストを読んで必要な寸法を覚えるよりも、多目的トイレにある設備、備品を覚えてその内容を記述することもできます。

マルチモーダル学習

マルチモーダル学習とは五感をフルに使って勉強する方法です。

「視覚」だけではなく、「聴覚」、手や口を動かす「運動感覚」を取り入れて脳への定着を図ります。

私がよくやっていたのは、ひとり言で要点記述の回答を答えて、同時に紙にキーワードだけ書き出ししていました。

ひとり言によって、自分の思考をリアルタイムに表現し、自己参照効果によって身近に感じることで記憶の定着につながるようです。

自分に解説するように回答することで、再言語化による記憶の定着につながります。

聴覚を利用する方法として、iphoneアプリの「ボイスメモ」を使っていました。

模範回答例をボイスメモに記録して通勤時間で自分の声を聞いていました。

自分の声を聞くのは恥ずかしい気持ちもありますが、これは結構効果的です。

より学習効果が高いのは、問いを見て回答をイメージして、その後に自分の声を聞くルーチンを組むのが良いと思います。

インターリービング・スリープ

学習の成果を出すには、脳がリラックスして頭の中の情報を結びつける「緩和」が必要です。

緩和によって学んだ情報が点から線につながります。

緩和テクニックとして、「インターリービング・スリープ」があります。

勉強を中途半端に止めて眠り、起きたら続きを学習する方法です。

睡眠中に脳が情報を整理して、いったん覚えたことを忘れにくくする作用があることが研究結果から示されています。

まとめ

要点記述の対策方法について、いろいろなテクニックをご紹介しました。

基本的にはボキャブラリーを充実させて、記憶の引き出しの数を増やすのがセオリーです。

そして、採点者に対して問いへの回答を的確に行うことが求められます。

訓練すれば、かならず要点記述に費やす時間は短くなりますし、得点アップにもつながります。

本記事のテクニックを駆使して、要点記述学習につなげてください!

アクティブラーニングは超効率勉強法 DaiGo著」に詳しく書いてあります。

ぜひ購入して読んでみてください!

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Yuko

自己投資、読書、資産形成、旅行で 豊かなワークライフスタイルを目指す 中流サラリーマン /建設業 /MEP Engineer /maneger /経営学修士MBA /大阪在住

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